日本で西欧の豚の飼育法を取り入れた養豚が始まったのは明治時代初期のことでした。それから約150年を経て、豚肉は人々の食生活にすっかり溶け込み、国内の養豚産業は年間2千万頭を越える肉豚(にくとん)を生産するまでになりました。そうした養豚産業に欠かせない存在が、肉豚の親となる種豚(しゅとん)です。
シムコは1964年に創業した種豚の専門会社。豚の発育に悪い影響をおよぼす特定の病気に感染していない「SPF種豚」を1972年から手がけるパイオニアです。
優秀な遺伝子を持つ種豚の開発こそ、おいしい豚肉への最初の一歩。そんな志を持って種豚づくりに取り組み、シムコの種豚を利用しているお客様が2017年度の東京食肉市場豚枝肉共励会名誉賞を受賞するなど、最高の肉質を持つ種豚として評価をいただいています。また、2015年には世界最高水準の多産系ダンブレッド種豚の輸入販売を開始、2018年から国内生産による安定供給に取り組んでいます。
シムコは種豚づくりのスペシャリストとして、これからも日本の養豚産業のさらなる発展に力を尽くし、世界に誇れる和食文化の礎を支え続けていきます。
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